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言葉がわかってきた2歳に読みたい絵本5冊|パンどろぼう・100かいだてのいえほか

夜のリビングで、2歳くらいの子が母親のひざの上の絵本を指さして笑っているイメージ(AI生成)
AIで生成したイメージ画像で、紹介する絵本の写真ではありません。

2歳ごろになると、絵本の言葉を聞いて笑ったり、知っている言葉をまねしたりするようになります。この記事では、言葉がわかってきた2歳ごろに読みたい絵本を5冊選び、実際に読み聞かせて感じたことと、出版社の情報(対象年齢・大きさ・価格)をまとめました。

同じ「2歳向け」でも、寝る前に布団で読みやすい本と、座ってじっくり読みたい本があります。読む場面に合わせて選んでください。

5冊の早見表

絵本何歳ごろから大きさ・価格向いている場面
パンどろぼう記載なし1,650円笑える話を読みたいとき
100かいだてのいえ3歳〜(出版社)22×31cm・1,320円座って数字や部屋を探すとき
あなたの すてきな ところはね3歳〜(発売時の案内)32ページ・1,650円寝る前に静かに読むとき
えがないえほん4〜6歳(担当編集者)48ページ・1,430円声を出して笑いたいとき
ゆきのひの うさこちゃん1歳〜(出版社)17×17cm・880円寝る前・冬の季節に

2歳に読みたい絵本5冊

パンどろぼう(柴田ケイコ/KADOKAWA)

パンが大好きな「パンどろぼう」が、おいしいパンを探してパン屋に忍び込むお話です。正体の意外さと、パンどろぼうの表情のおかしさで、大人も一緒に笑えます。2020年4月に第1弾が出てから人気のシリーズになり、2026年9月には第8弾『パンどろぼうとさすらいラーメン』が出ました(KADOKAWA)。

シリーズは巻が進むと、おにぎりのぼうやが主役になる第4弾のように、話が広がっていきます。読んでみて、物語として面白いと感じたのは最初の第1弾と第2弾でした。初めて買うなら第1弾、気に入ったら第2弾『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』(2021年1月)に進むのがおすすめです。どちらも1,650円です。

100かいだてのいえ(いわいとしお/偕成社)

男の子のトチくんが、100階建ての家をてっぺんまで登っていくお話です。本を縦に開くと見開きに10階分の部屋が描かれていて、10階ごとに住んでいる生きものが変わります(絵本ナビ)。階の数字を数えたり、部屋の中の細かいものを探したりと、ページをめくるたびに話すことが増える絵本です。

ただ、大きさが22×31cmあり、縦に開いて読むので、布団で横になりながら読むのは大変でした。寝る前ではなく、日中に座って一緒にのぞき込む本として選ぶのがよいと思います。出版社のおすすめは3歳からで、2歳だとまだ数字は追えなくても、絵を指さして楽しめます。

寝ながら読みたい、持ち歩きたい場合は、厚紙でできたボードブックのミニ版(18×13cm・990円)もあります。シリーズには「ちか」「うみ」「そら」「ぬま」「もり」などがあり、気に入ったら続けて読めます。

あなたの すてきな ところはね(玉置永吉 作・えがしらみちこ 絵/KADOKAWA)

「あなたの すてきな ところはね」と語りかけながら、子どものよいところを1つずつ伝えていく絵本です。季節がめぐるにつれて、描かれている子どもも少しずつ大きくなっていきます。作者は、ありのままの子どもの素晴らしさを伝え、落ち込んだときに開くと笑顔になれる本を目指したと話しています(KADOKAWA)。

読み聞かせていると、子どもより読んでいる親のほうが少し泣ける本です。静かなお話なので、寝る前に読むのにも向きます。発売時の案内は3歳〜で、入園・入学の贈り物としても紹介されています。

えがないえほん(B・J・ノヴァク 作・大友剛 訳/早川書房)

名前のとおり絵が1枚もない絵本です。最初に「書かれている言葉は、ぜんぶ声に出して読むこと」というルールがあり、読む大人が、へんてこな言葉やおかしな音を読まされていきます。翻訳者は、幼稚園や保育園で子どもに読んで、笑いが少なかったところを直してから出版したそうです(文春オンライン)。

絵がなくても、音のおかしさだけで子どもは大喜びします。担当編集者は対象を4〜6歳としていますが、もっと小さい子も笑っていると話しています。2歳だと話の筋はわからなくても、大人が大げさに読むほど笑ってくれます。

ゆきのひの うさこちゃん(ディック・ブルーナ 文・絵/いしいももこ 訳/福音館書店)

ミッフィーの名前で知られるうさこちゃんの絵本です。雪の日に外で遊んでいたうさこちゃんが、雪の中で泣いている小鳥を見つけ、お父さんに道具を借りて小鳥の家を作ってあげます(福音館書店)。

17×17cmと5冊の中でいちばん小さく、880円と手に取りやすい価格です。出版社のおすすめは1歳からで、はっきりした色と短い文なので、言葉がわかり始めた子でもお話を追えます。やさしい色の絵が好きな子に、冬の寝る前の1冊としておすすめです。

よくある質問

寝る前に読むならどれがいい?

静かなお話のあなたの すてきな ところはねと、小さくて持ちやすいゆきのひの うさこちゃんが向いています。100かいだてのいえは大きくて縦に開くので、寝ながらならミニ版がおすすめです。

パンどろぼうは何巻から読めばいい?

第1弾の『パンどろぼう』から読むのがおすすめです。パンどろぼうがどんなキャラクターかがわかると、第2弾以降も楽しめます。

参照情報

確認日:2026年10月20日。対象年齢・大きさ・ページ数・価格(税込)は、各出版社と絵本ナビの情報によります。

出典:KADOKAWA「パンどろぼう」商品一覧