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OTTOCAST AIボックス3機種比較|P3 Pro・P3・E2の違いはHDMI出力とメモリ、価格は約2.9万〜5万円

純正ナビが有線の CarPlay に対応していれば、USB に挿すだけで YouTube や Netflix を純正ナビの画面で見られる「AIボックス」があります。OTTOCAST(オットキャスト)は、その定番モデルとして P3 Pro・P3・E2 の3機種を公式ストアで売っています。
この記事では、3機種の公式ページの仕様を並べ、CPU・メモリ・後席モニターへの出力(HDMI)・価格の違いと、どんな人にどれが合うかをまとめます。
3機種の違いを先にまとめる
- いちばん安いのは E2(28,799円)。メモリは4GB、HDMI 出力はありません。前席で動画や音楽を使うだけなら足ります。
- P3(39,799円)と P3 Pro(49,799円)はメモリ8GB・保存容量128GB で、HDMI 出力があります。 後席モニターに映したい家族向けです。
- P3 Pro だけ Android 13 に新しい CPU(Snapdragon 6225)を組み合わせ、Gemini・ChatGPT を使う AI 音声ナビ(別売のサービス)に対応します。
- 3機種とも、純正ナビが有線 CarPlay か有線 Android Auto に対応している車が前提です。対応していない車では使えません。
AIボックスとは
AIボックスは、Android を積んだ小さなコンピューターです。純正ナビの USB に挿すと、ナビの画面に Android のホーム画面が出て、YouTube・Netflix・Prime Video・Spotify などのアプリを直接使えます。通信は、スマホのテザリングか、本体に入れる SIM(OTTOCAST のクラウドSIM や nanoSIM)で行います。
CarPlay や Android Auto をケーブルなしで使うワイヤレス化もできます。普段はワイヤレスの CarPlay でナビや音楽を使い、停車中や同乗者が見たいときに Android の画面に切り替える、という使い方になります。ワイヤレス化だけが目的なら、もっと安いアダプターで足ります(有線CarPlayをワイヤレスにするなら約5千円から)。
1 仕様を表で比べる
| 項目 | OTTOAIBOX P3 Pro | OTTOAIBOX P3 | OTTOAIBOX E2 | 違い |
|---|---|---|---|---|
| 価格(公式ストア) | 49,799円 | 39,799円 | 28,799円 | E2 が P3 Pro より約2.1万円安い |
| 表示上の通常価格 | 69,799円 | 64,799円 | 33,999円 | どれもセール中 |
| OS | Android 13 | Android 12 | Android 13 | P3 だけ1つ古い |
| CPU | Snapdragon 6225 | Snapdragon 6125 | Snapdragon 6115 | P3 Pro が最も新しい |
| メモリ/保存容量 | 8GB/128GB | 8GB/128GB | 4GB/64GB | E2 は半分 |
| HDMI 出力(後席モニター) | あり | あり(Mini HDMI) | なし | E2 は後席に映せない |
| 画面分割 | あり | あり | あり | 同じ(Netflix は分割不可) |
| AI 音声ナビ | 対応(サービスは別売) | なし | なし | P3 Pro だけ |
| クラウドSIM | 3.0 | 2.0 | 3.0 | 3機種とも使える |
| ワイヤレス CarPlay/Android Auto | 対応 | 対応 | 対応 | 同じ |
| 保証 | 1年 | 1年 | 1年 | 同じ |
仕様は各機種の公式ページ(P3 Pro、P3、E2)の比較表と仕様欄から取りました。価格は2026年10月9日時点の公式ストアのセール価格です。E2 のページには、通常価格が33,999円と33,899円の2通り書かれています。
2 価格|E2 は P3 Pro の約6割
次のグラフは、公式ストアでの価格です。バーが短いほど安くなります。
P3 と P3 Pro の差は1万円です。メモリと保存容量は同じなので、差は CPU と OS の新しさ、AI 音声ナビへの対応です。AI 音声ナビを使うには、本体とは別に「P3 Pro AI音声サービス」(1,000回・90日で1,200円から)を買う必要があります。
3 後席モニターに映すなら HDMI 出力のある P3 Pro か P3
P3 Pro と P3 は HDMI 出力があり、後席モニターに映像を出せます。前席のナビで地図を出したまま、後ろの子どもは別の画面で動画を見る、という使い方ができます。
ただし、公式ページは車によっては後席モニターに映らないことがあるとしています。P3 のページには、映らないときは後席モニターの「前後連動」をオフにするか「独立設定」にするよう書かれています。E2 には HDMI 出力がありません。

4 画面分割|地図と音楽を並べられる
3機種とも、ナビの画面を左右に分けて2つのアプリを並べられます。地図を見ながら音楽を操作する、といった使い方です。公式ページによると、Netflix はメーカーの意向で分割できません。

5 通信はテザリングかクラウドSIM
動画を見るにはインターネットにつなぐ必要があります。スマホのテザリングを使えば追加の費用はかかりません。スマホを毎回つなぐのが面倒なら、OTTOCAST のクラウドSIM(10GB・30日で1,250円から)を本体で使えます。3機種とも対象です。動画1時間でどのくらい通信するかは、OTTOCASTを買う前に確かめることで計算しています。
それぞれ、どんな人におすすめ?
| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 後席モニターに映したい、長く使いたい | OTTOAIBOX P3 Pro | HDMI 出力あり。CPU と OS が3機種でいちばん新しい |
| 後席モニターに映したいが、価格は抑えたい | OTTOAIBOX P3 | HDMI 出力とメモリ8GB は P3 Pro と同じで1万円安い |
| 前席で動画や音楽を使えれば十分 | OTTOAIBOX E2 | 約2.9万円で3機種でいちばん安い。後席には映せない |
BMW(iDrive 6〜9)や2024年以降の MINI など、もともとワイヤレス CarPlay の車には、専用の OTTOAIBOX I3(49,799円から)があります。
購入先
以下は OTTOCAST 公式ストアの広告です。価格は2026年10月9日時点の公式ストアのセール価格で、時期によって変わります。買う前に、公式の車種別対応診断で自分の車が対応しているか確かめてください。
OTTOAIBOX P3 Pro
OTTOAIBOX P3
OTTOAIBOX E2
車種別対応診断
注意事項
- 走行中に運転者が画面を見るのは道路交通法違反:道路交通法第71条第5号の5は、停止中を除き、車に取り付けた画像表示用装置の画像を注視することを禁じています(e-Gov法令検索「道路交通法」)。画面を注視して交通の危険を生じさせると、1年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金、違反点数6点です(北海道警察 函館中央警察署の資料)。動画は停車中か、同乗者だけが見るものと考えてください。
- 有線 CarPlay・Android Auto のない車では使えない:純正ナビが CarPlay に対応していない車は対象外です。公式は、そうした車には画面ごと付ける別の製品(Screen シリーズ)を案内しています。
- 電源が足りない車は Y ケーブルが要る:USB の電力が足りないと起動しないことがあり、その場合は付属の Y ケーブルで2つ目の USB から電源を取ります。
- タッチパネルでないナビは操作しにくい:E2 のページは、タッチ操作できないナビには別売の Bluetooth リモコン(7,999円)を勧めています。
- 返金は30日以内:保証は1年で、不具合は同じ型番の新品と交換です。30日を過ぎると返金には応じないと各商品ページに書かれています。
- 在庫表示が分かりにくい:取材時点では、P3 Pro・P3・E2 とも、ページ内に「在庫あり」と「売り切れ」が両方表示されていました。注文前に選んだ組み合わせが買えるか確かめてください。
まとめ
OTTOCAST の AIボックス3機種は、HDMI 出力とメモリで2つに分かれます。後席モニターに映すなら P3 Pro か P3、前席だけで使うなら約2.9万円の E2 で足ります。P3 Pro と P3 の差は CPU と OS の新しさと AI 音声ナビで、価格差は1万円です。どれも有線 CarPlay か有線 Android Auto のある車が前提なので、車種別対応診断で確かめてから選びましょう。
