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ジャンプスターターは氷点下で使える? 0℃から使えない機種も|冬のバッテリー上がりに必要な対応排気量と、BAL・メルテック3機種の比較

年末年始のJAFの出動理由でいちばん多いのはバッテリー上がり(42.48%)です。ジャンプスターターは車の排気量に合うかで選びますが、冬は使える温度にも差があります。BAL エンジンかけ太郎は0℃から、メルテック SG-09Aは−20℃から、BAL No.2711は−40℃から使えます。
ブラックフライデー(例年11月下旬)のセールで買うなら、その前に車に合う機種を決めておくと迷いません。この記事では、BALと大自工業(メルテック)のジャンプスターター3機種を、メーカー公式の仕様で比べます。
まず見るのは「対応排気量」
各社は「ガソリン車は何ccまで、ディーゼル車は何ccまで」と対応する車を示しています。自分の車の総排気量は、車の取扱説明書やカタログで確かめられます。
BAL エンジンかけ太郎 No.2715
メルテック SG-09A
BAL No.2711
ディーゼル車は、同じ機種でも対応する排気量が小さくなります。エンジンかけ太郎はガソリン車なら4,500ccまでですが、ディーゼル車は2,000ccまでです。
アンペアの数字は、各社で書き方が違います。エンジンかけ太郎は「始動電流270A・出力電流750A(最大)」、SG-09Aは「ジャンプスタート出力400A」、No.2711は「出力電流 最大850A」です。SG-09Aは400Aの表記でもガソリン車5,000ccまで対応します。アンペアの大きさではなく、メーカーが示す対応排気量で選ぶのが確実です。
冬に差が出るのは「使える温度」
BAL エンジンかけ太郎 No.2715 0〜40℃
メルテック SG-09A −20〜60℃
BAL No.2711 −40〜60℃
エンジンかけ太郎の使用温度は0〜40℃です。氷点下の朝に車内に置いたままだと、使える範囲の外になります。SG-09Aは−20〜60℃で使えますが、保管温度は0〜40℃とされています。リチウムイオン電池を使うこの2機種は、ふだんは家の中に置き、出かけるときに持っていく使い方が合います。
No.2711は電池ではなく電気二重層キャパシタを使い、使用温度は−40〜60℃、防水・防塵はIP65です。電池を持たないかわりに、使う前にその場で充電します。上がったバッテリーに残った電気からなら最大225秒、ほかの車のアクセサリーソケットから最大10分、USBから最大50分です。上がったバッテリーの電圧が6.5V以下だと、そこからは充電できません。
3機種の仕様を比べる
| BAL エンジンかけ太郎 No.2715 | メルテック SG-09A | BAL No.2711 | 違い | |
|---|---|---|---|---|
| 電気をためる部品 | リチウムイオン電池 8,800mAh(32.56Wh) | リチウムポリマー電池 9,200mAh(34Wh) | 電気二重層キャパシタ | No.2711だけ電池なし |
| 対応排気量(ガソリン車) | 4,500ccまで | 5,000ccまで | 6,000ccまで | No.2711が最大 |
| 対応排気量(ディーゼル車) | 2,000ccまで | 3,500ccまで | 2,800ccまで | SG-09Aが最大 |
| アンペアの表記 | 始動電流270A、最大750A | ジャンプスタート出力400A | 最大850A | 表記の基準が各社で違う |
| 使用温度 | 0〜40℃ | −20〜60℃ | −40〜60℃ | 低温側に40℃の差 |
| 重さ | 約450g+コントロールボックス約170g | 約500g | 1.6kg | No.2711が約3倍 |
| 本体の充電 | USBで4〜5時間(2A) | 約3.5時間(5V/2.4A) | 使う前に最大225秒〜50分 | No.2711は使う前に充電 |
| スマホへの給電 | USB 2.1A | USB 2.4A | なし | No.2711は不可 |
| 楽天市場の表示価格 | 10,780円 | 11,110円 | 25,920円 | No.2711が約2.4倍 |
| 公式ストアの価格 | 16,280円(BAL公式ストア) | 公式の記載なし | 34,474円(BAL公式ストア) | No.2711が約2倍 |
3機種ともDC12Vの車専用です。楽天市場の価格は2026年10月10日に確認した表示価格です。公式ストアの価格は同日に各社の公式サイト・公式オンラインストアで確認したもので、メルテックの公式サイトには価格の記載がありません。

それぞれ、どんな人におすすめ?
氷点下の地域で、車に積んでおく:BAL No.2711
こんなときに選ぶ
- 冬の朝に氷点下になる地域に住んでいる
- 家に持ち帰らず、車に積んだままにしておきたい
- 排気量の大きいガソリン車に乗っている
No.2711は電池を持たないので、使う前に充電する手間はありますが、低い温度で使えるのが強みです。重さは1.6kgで、3機種でいちばん大きく重くなります。楽天市場では25,920円です。バッテリーが完全に上がって6.5Vを下回っていたときに備えて、USBのモバイルバッテリーなど、もう1つの充電手段を決めておくと安心です。
以下は楽天と Amazon の広告です。価格・在庫は購入先と時期で異なるため、注文時に各店で確認してください。
−20℃まで使えて、小さく軽く:メルテック SG-09A
こんなときに選ぶ
- ディーゼル車に乗っている
- 冷え込む朝でも使える、約500gの1台がほしい
- スマホの充電にも使いたい
SG-09Aは約500gで、ディーゼル車3,500ccまで対応するのは3機種でSG-09Aだけです。楽天市場では11,110円です。使用温度は−20℃からですが、保管温度は0〜40℃なので、真冬や真夏に車内へ置きっぱなしにするのは避けます。
メルテック ジャンプスターター SG-09A
家に置いて持ち出す、価格を抑える:BAL エンジンかけ太郎 No.2715
こんなときに選ぶ
- 軽自動車やコンパクトカーのガソリン車に乗っている
- ふだんは家に置き、遠出のときに持っていく
- 楽天市場で10,780円と、No.2711(25,920円)の半分以下に抑えたい
エンジンかけ太郎は電気用品安全法(PS)のE認証を受けた製品です。使用温度が0℃からなので、冬は家の中で保管して持ち出すのが前提になります。ディーゼル車は2,000ccまでなので、排気量の大きいディーゼル車には向きません。
買う前・使う前に確かめること
- 車の総排気量と、ガソリン車かディーゼル車か。
- DC12Vの車か(3機種ともDC12V車専用)。
- 住んでいる地域の冬の朝の気温と、保管する場所。
- クリップのつなぎ方と順番(製品の取扱説明書に従う)。
セールの商品ページは名前が似たものが並ぶため、型番(No.2715、SG-09A、No.2711)で探すと取り違えを防げます。バッテリーそのものが古い場合は、交換も考えます。交換の判断と費用は車検でバッテリー交換を勧められたらにまとめています。
参照情報
確認日:2026年10月10日。
