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12月の群馬・栃木の道の駅へ、スタッドレスなしで行ける?雪道の決まりと布製チェーン(ISSE・AutoSock)の比較

雪の積もった山あいの道の駅の駐車場に、雪をかぶった車が止まっている写真風のイメージ(AI生成)
キービジュアルはAIで生成したイメージです。実際の商品ではありません。

冬の群馬・栃木の道の駅には、温泉やかまくら、温かいうどんなど冬ならではの楽しみがあります。ただ、山あいの道は12月になると雪や凍結があり、太平洋側の街から夏タイヤのまま出かけると困ります。この記事では、スタッドレスなしで行けるのかを雪道の決まりから確かめ、いざというときに使える布製チェーンを比べます。

結論:雪や凍結の道は、滑り止めがないと走れない

群馬県と栃木県の道路交通法施行細則は、雪や凍結で滑るおそれのある道路を走るときは、タイヤにチェーンなどの滑り止めを付けるか、雪路用のタイヤを使うよう定めています。守らないと、普通車は反則金6,000円とされています。つまり、スタッドレスがなくても、チェーンなどの滑り止めを積んでいて、雪の区間で付ければ走れます。

13区間国交省のチェーン規制の区間(全国)群馬・栃木にはない
6,000円滑り止めをしないときの反則金(普通車)違反点数の加点はなし
50km/h以下ISSE スノーソックスの速度の上限ISSE 公式

「チェーン規制」と「冬用タイヤ規制」の違い

  • 冬用タイヤ規制:スタッドレスなどの冬用タイヤか、チェーンを付けていれば通れます。高速道路や山の道でよく出る規制です。
  • チェーン規制:大雪のときに、スタッドレスを履いていてもチェーンを付けないと通れない規制です。4WDも対象です。国交省が全国13区間を指定していますが、群馬・栃木にはありません。関東の近くでは、中央道の須玉IC〜長坂IC、国道138号の山中湖〜須走、上信越道の信濃町IC〜新井PAが対象です。

チェーン規制で使えるチェーンについて、国交省は「自動車用品店などで売られているもの」とし、スプレー式は使えないとしています。国交省のチェーン規制のページでは、チェーンの種類として「布製カバータイプ」も紹介されています。

冬に行きたい群馬・栃木の道の駅

道の駅場所冬の楽しみ営業時間・休み
川場田園プラザ群馬県川場村。関越道 沼田ICから約10分直売所、レストラン(20:30まで)ファーマーズマーケット 9:00〜17:00(土日祝8:30〜)、無休
尾瀬かたしな群馬県片品村かたしな食堂のうどん、尾瀬まいたけ9:00〜17:00、金曜休(年末年始などは営業)
みなかみ水紀行館群馬県みなかみ町。関越道 水上ICの近く利根川沿いの道の駅9:00〜17:00
湯西川栃木県日光市。野岩鉄道 湯西川温泉駅に直結日帰り温泉(10:00〜20:00)、足湯9:00〜17:00、火曜休(2月などは営業)

湯西川温泉では毎年冬に「かまくら祭」が開かれ、2026年は1月30日〜3月1日でした(2027年の日程は未発表)。どの道の駅も、公式サイトには冬の路面の案内がありません。出かける前に、天気予報と道路の情報を確かめてください。

冬は通行止めになる道路に注意

群馬・栃木の山あいには、冬の間ずっと通行止めになる道路があります。令和7年度は、群馬県の国道401号(戸倉〜大清水)が11月5日から、国道120号の金精道路(片品村と日光の間)が12月25日から、翌年の4月下旬まで通行止めでした。尾瀬かたしなから日光方面へ抜ける道は冬は使えないので、ルートを組むときに注意してください。令和8年度の予定は、まだ発表されていません。

布製チェーンとは

雪の駐車場で、車のタイヤにグレーの布製チェーンをかぶせている写真風のイメージ
タイヤにかぶせた布製チェーン(AI生成のイメージ)

布製チェーン(タイヤソックス)は、タイヤにかぶせる布のカバーです。金属や樹脂のチェーンより軽く、ジャッキも工具もいらずに付けられます。ただし、乾いた路面を走るとすぐにすり減るので、雪や凍結の区間だけ付けて、雪がなくなったら外します。

布製チェーンをタイヤの上半分にかぶせ、車を少し動かしてから残りをかぶせる手順を3コマで描いたイラスト
上半分にかぶせ、車を少し動かして、残りをかぶせます(イラスト)。
  1. 駆動輪(FFなら前輪)のタイヤの上半分に、布をかぶせて引き下げる。
  2. 車を少し前か後ろに動かして、タイヤを半分ほど回す。
  3. 残りの部分にも布をかぶせ、タイヤ全体を覆う。

ISSE は1枚約3分、1人で付けられるとしています。雪が降り始めてから初めて付けると手間取るので、一度家で試しに付けておくと安心です。

ISSE スノーソックスと AutoSock を表で比べる

項目ISSE クラシックISSE スーパーAutoSock HP違い
価格(公式ストア)9,227円〜(セール)13,572円(セール)18,800〜22,800円ISSE クラシックが最も安い
位置づけ都市部で年に数回の急な雪向けクラシックより制動距離が約30%短く、耐久性が約2倍低扁平・大径のタイヤにも対応ISSE スーパーは効きと寿命を高めた上位版
速度の上限50km/h以下50km/h以下「路面に適した速度で」(数値の記載なし)ISSE は数値で明記
規格EN16662-1EN16662-1EN16662-1同じ(どれも JASAA 認定品ではない)
サイズの選び方タイヤの外周で決まる(公式のサイズ検索)同左公式のサイズ検索で決めるどれもタイヤサイズを入れて選ぶ

価格は2026年10月9日に各社の公式ストアで確認した値です。ISSE はこの時点で「入荷待ち」の表示でした。JASAA(一般社団法人 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)の認定品一覧には、布製チェーンは載っていません。ISSE と AutoSock は、欧州の規格 EN16662-1 を取得していると公表しています。

ISSE の乗用車用のサイズは、タイヤの外周で決まります。公式サイトのサイズ検索の決まりから計算すると、軽自動車に多い155/65R14は58、コンパクトカーの185/60R15は62、ミニバンの205/60R16は66、SUVの225/65R17は70になります。155/65R14は58の範囲の下限に近いので、買う前に公式のサイズ検索で確かめてください。

布製チェーンが向く人、スタッドレスが向く人

布製チェーンは、「ほとんど雪のない道を走るが、念のため積んでおきたい」人に向いています。速度は50km/h以下で、乾いた路面では外す必要があるので、雪の区間が長い道を何度も走るのには向きません。冬の間に何度も群馬・栃木の山へ行くなら、スタッドレスタイヤに履き替える方が安心です。車の種類ごとのスタッドレスの選び方は、軽自動車・コンパクトカー・ミニバン・SUVの記事にまとめています。

こんな人おすすめ理由
雪は年に数回。念のため安く積んでおきたいISSE クラシックセールなら約9,000円台で、約3分で付けられる
山あいの道の駅へ冬に数回出かけるISSE スーパー制動距離が約30%短く、耐久性が約2倍
低扁平・大径のタイヤを履いているAutoSock HP低扁平・大径向けのライン
冬の間に何度も雪道を走るスタッドレスタイヤ付け外しがいらず、速度の上限もない

以下は楽天の広告です。楽天の ISSE 公式ショップの表示価格は通常価格で、クーポンで安くなることがあります。どの商品もタイヤのサイズで品番と価格が変わるため、商品ページでサイズを確かめてから購入してください。

ISSE スノーソックス クラシック

ISSE スノーソックス スーパー

AutoSock HP(HP685)

購入前の確認と出典

決まりは国土交通省と群馬県・栃木県、道の駅は各駅の公式サイトと全国「道の駅」連絡会、布製チェーンは各社の公式サイトの情報で、2026年10月9日に確認しました。通行止めの期間や価格は年ごとに変わるため、出かける前・購入する前に最新の情報を確認してください。

出典:国土交通省「チェーン規制」、国土交通省「チェーン規制に関するQ&A」、群馬県「冬道の運転」、栃木県道路交通法施行細則、群馬県「冬期閉鎖について」、栃木県日光土木事務所「冬期通行止め区間」、JATMA「雪が少ない地域の方へ」、道の駅 川場田園プラザ、道の駅 尾瀬かたしな、全国「道の駅」連絡会「みなかみ水紀行館」、道の駅 湯西川、ISSE スノーソックス よくある質問、ISSE クラシック、ISSE スーパー、AutoSock 公式ストア、JASAA 認定品一覧。

出典:国土交通省「チェーン規制」