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高性能モニターアーム4機種比較|エルゴトロン LX Pro・HX、COFO、Humanscale M2.1の機能の違い

仕事道具
モニターアームでモニターを浮かせたデスクのイメージ(AI生成)
AIで生成したイメージ画像で、紹介する製品の写真ではありません。

しっかりしたモニターアームを選ぶとき、価格より先に見るべきなのは「自分のモニターを支えられるか」「思った位置まで動くか」「自分の机に付くか」です。この記事では、定番の高性能モデル4機種を機能の違いだけに絞って比較します。

  • エルゴトロン LX Pro(2025年11月発売。定番 LX の後継)。
  • エルゴトロン HX(大型・重量級モニター向け)。
  • COFO 無重力モニターアーム Pro(シングル)。
  • Humanscale M2.1(軽量モニター向けのデザイン重視モデル)。

まずは比較表で全体像をつかむ

4機種の主な仕様です。いずれもシングルアーム(モニター1台用)のデスク取り付けモデルで、VESA 75×75mm / 100×100mm に対応します。

項目LX ProHXCOFO ProM2.1
対応重量1.8〜10kg9.1〜19.1kg2.5〜14kg2.3〜7kg
対応サイズの目安〜34型〜49型17〜40型軽量モニター
機構Constant ForceConstant Forceダブルメカニカルスプリングメカニカルスプリング
昇降範囲33cm29.2cm公式記載なし約26cm
最大リーチ64cm59.4cm公式記載なし約51cm
チルト85°(上70°/下15°)75°上下各80°60°
天板厚(クランプ)10〜60mm10〜66mm10〜50mm取付方式により異なる
保証10年10年1年(有料延長あり)米国では15年(国内は販売店で確認)

表で特に差が大きいのは対応重量です。次の章から、5つの軸ごとに違いを見ていきます。

1 対応重量|最初に必ず確認する

モニターアームは、バネの力でモニターの重さを打ち消して支えます。対応重量の範囲から外れると、モニターが勝手に下がったり、逆に跳ね上がったりします。上限だけでなく下限も重要です。

エルゴトロン HX
9.1〜19.1kg
COFO Pro
2.5〜14kg
LX Pro
1.8〜10kg
Humanscale M2.1
2.3〜7kg
対応重量の上限(シングルアーム)
  • HX は下限が9.1kg。重い大型モニター専用で、一般的な27型(4〜7kg前後)では軽すぎて支えきれません。
  • COFO Pro は14kgまでと幅が広く、40型クラスまで1台でカバーできます。
  • LX Pro は1.8kgから対応し、薄型の軽いモニターにも合わせやすくなりました。
  • M2.1 は7kgまで(曲面モニターは5.7kgまで)。軽いモニター向けです。

モニターの重さは、スタンドを外した本体だけの重量で確認します。メーカーの仕様表で「スタンドなし」の重量を探してください。

2 可動域|どこまで動かしたいか

モニターアームの動きを示す図。上下の昇降、前後のリーチ、モニターの角度を変えるチルト、根元の首振りの4方向を矢印で表している。
モニターアームの主な動き。昇降(上下)、リーチ(前後)、チルト(画面の角度)、パン(首振り)。

可動域は、作業の切り替えが多い人ほど差を感じる部分です。座り作業と立ち作業を行き来する人や、画面を手前に引き寄せて使う人は、昇降範囲とリーチを重視します。

  • 昇降範囲:LX Pro が33cmで最も広く、HX が29.2cm、M2.1 が約26cm。
  • リーチ:LX Pro が64cmで最も長く、画面を大きく手前に引き出せます。
  • チルト:COFO Pro が上下各80°と大きく、LX Pro は上70°・下15°。M2.1 は60°。
  • 回転ストッパー:LX Pro と HX は、根元の回転を180°に制限してモニターが壁にぶつかるのを防げます。

COFO Pro は昇降範囲とリーチの数値を公式サイトで公表していません。机の奥行きが限られる場合は、本体サイズ(567×115×592mm)を目安にしてください。

3 機構と調整|毎日のさわり心地を決める

4機種ともガススプリングではなく、金属のバネで支える方式です。ガス抜けによる劣化がなく、長く使っても保持力が落ちにくいのが高価格帯の共通点です。違いは調整のしやすさに出ます。

製品機構調整のしやすさ
LX ProConstant Force(一定の力で動く独自機構)バネの強さを目で確認できるテンションインジケーター付き。ヘッドを外せるので設置もしやすい
HXConstant Force重いモニターでも軽い力で動かせる。回転ストッパー付き
COFO Proダブルメカニカルスプリング工具なしで手でトルクを調整できる
M2.1メカニカルスプリング設置前にモニターの重さへ合わせられるカウンターバランスインジケーター付き

モニターを頻繁に動かす人は、軽い力でスッと動く Constant Force 系(LX Pro・HX)が向きます。一度位置を決めたらあまり動かさない人は、どの機種でも不満は出にくいでしょう。

4 設置条件|自分の机に付くか

モニターアームの2つの取り付け方式の断面図。左は天板の端を挟むクランプ式、右は天板の穴にボルトを通すグロメット式。
左がクランプ式(天板の端を挟む)、右がグロメット式(天板の穴にボルトを通す)。

購入後に「机に付かない」と気づくのが一番の失敗です。天板の厚さと、クランプを挟む位置の下に障害物がないかを確認します。

  • 天板の厚さ:HX は10〜66mm、LX Pro は10〜60mm、COFO Pro は10〜50mm。厚い天板なら HX・LX Pro が有利です。
  • 机の脚との距離:COFO Pro は、取り付け位置からデスクの脚まで67mm以上の空きが必要です。
  • 昇降デスク:天板の裏にフレームや配線トレイがあると、クランプが干渉します。挟む位置の裏側を確認してください。
  • M2.1 は2ピースクランプ・スライド式クランプ・ボルト貫通式の3種類から取付方式を選びます。購入時に机に合う方式を選んでください。

昇降デスクにモニターアームを付けると、デスクの高さを変えてもモニターとの位置関係が保たれます。昇降デスクの選び方はFlexiSpot EF1・E7・E7Hの比較記事で整理しています。

5 保証|長く使うほど効いてくる

エルゴトロンの2機種は10年保証です。M2.1 は米国では15年保証ですが、国内の保証条件は販売店によって異なるため、購入前に確認してください。COFO Pro は1年保証で、有料の延長保証があります。10年単位で使うつもりなら、保証期間も選ぶ理由になります。

モニター別の選び方

使い方・モニターおすすめ理由
27〜34型を、よく動かして使うLX Pro昇降・リーチが最も広く、軽い力で動く。10年保証
34〜40型や、重めのモニターCOFO Pro14kgまで対応。工具なしで調整できる
49型のウルトラワイド・重量級HX19.1kgまで対応。逆に軽いモニターには使えない
軽いモニターで、見た目を重視M2.1細身のデザイン。7kgまでなので重さを要確認

迷ったら、この4行で

  • LX Pro:一般的なモニターで、可動域と保証のバランスをとりたい。
  • COFO Pro:40型クラスまで1台で支えたい。
  • HX:重い大型モニターを確実に支えたい。
  • M2.1:軽いモニターを、デザイン重視で浮かせたい。

購入前の確認と出典

実機レビューではなく、メーカー公式情報と販売店の掲載情報に基づく比較です。仕様は2026年10月2日に確認しました。購入時は商品ページの最新の仕様と保証条件を優先してください。

出典:Ergotron LX Pro 仕様書、エルゴトロン HX(オフィスコム)、COFO 無重力モニターアームPRO 公式、Humanscale M2.1 公式、Humanscale M2.1(BTOD)。

商品を確認する

いずれもシングルアームのブラックです。広告の表示価格は時点によって変わるため、色・取付方式・保証条件とあわせて商品ページで確認してください。

エルゴトロン LX Pro

エルゴトロン HX

COFO 無重力モニターアーム Pro

Humanscale M2.1

出典:Ergotron「LX Pro Product Specification Statement」

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