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ペットが亡くなったら、まず何をする? 今日やることと見送り方の選び方

大切な家族を見送ったばかりで、何から手をつければいいのかわからない。そう感じているなら、まずは深呼吸をしてください。今日のうちにやることは、思っているほど多くありません。
この記事では、亡くなった直後にしてあげたいこと、お別れまでに使える時間の目安、見送り方の選び方、落ち着いてから済ませる手続きを、順番にまとめます。急いで決めなくていいことと今日のうちにしたほうがいいことを分けて書いているので、必要なところから読んでください。
亡くなってから見送りまでの流れ
やることを、時間の順に並べると次のようになります。今どこにいるかを確かめて、次の一つだけを考えれば大丈夫です。

今日のうちに、してあげたいこと
はじめに、家にあるもので次のものを用意します。特別なものを買いに行く必要はありません。
- タオル:体を拭くものと、下に敷くもの
- ペットシーツ:体液が出たときのために下に敷く
- 保冷剤かドライアイス:タオルや新聞紙で包んで使う
- 段ボールかかご:体が入る大きさのもの
- いつも使っていた毛布:あればくるんであげる
1 体をやさしく整える
体は、亡くなってから2時間ほどで硬くなり始めます。その前に、手足をそっと体の内側にたたんで、眠っているような姿勢にしてあげましょう。まぶたや口が開いていたら、やさしく閉じてあげます。
すでに硬くなっていても、無理に曲げる必要はありません。半日ほどすると自然にやわらぐことが多いので、そのときに整えてあげれば大丈夫です。
2 体を拭いて、涼しい場所に寝かせる
固く絞ったタオルで体をやさしく拭き、毛並みをブラッシングしてあげましょう。口やお尻から体液が出ることがあるので、下にペットシーツやタオルを敷いておくと安心です。
寝かせる場所は、日の当たらない涼しい部屋にします。段ボールやかごにタオルを敷き、いつも使っていた毛布でくるんであげてもかまいません。夏場や暖房の効いた部屋なら、エアコンで室温を下げておきましょう。
3 保冷剤でお腹と首元を冷やす
傷みが早く進むのはお腹のまわりです。保冷剤やドライアイスをタオルで包み、お腹と首元に当ててあげます。ドライアイスは直接触れると皮膚が傷むので、必ずタオルや新聞紙で包んでください。保冷剤はぬるくなったら取り替えます。

見送り方が決まっていなくても、相談だけできます
ここまでできたら、今日やることはひとまず終わりです。どう見送るかは、料金や日時を聞いてから家族で決めれば大丈夫です。
たとえば出張火葬のペット火葬ハピネスは、電話・メール・LINEで24時間相談を受けつけ、見積もりは無料です。以下は公式サイトの広告です。
お別れまでに使える時間の目安
保冷していても、家で一緒に過ごせる時間には限りがあります。目安を知っておくと、家族が集まる日や見送りの日を落ち着いて決められます。
この時間の中で、家族がお別れを言えるようにしてあげましょう。遠くに住む家族が来るのを待ちたいときは、そのことも踏まえて見送りの日を決めます。
見送り方は、遺骨を手元に残すかどうかで選ぶ
ペットの火葬は、大きく自治体に頼むか民間の業者に頼むかに分かれます。どちらを選ぶかは、遺骨を返してもらいたいかと、火葬に立ち会いたいかで決めるとわかりやすくなります。
| 見送り方 | 費用の目安 | 遺骨が 戻る | 立ち会い・ 骨拾い | 違い |
|---|---|---|---|---|
| 自治体の引き取り | 数千円程度 | × 多くは戻らない | × | 最も安い。ほかのペットと一緒に火葬されることが多い |
| 民間の合同火葬 | 数千円〜1万円程度 | × | × | 霊園などで供養してもらえる |
| 民間の個別火葬 | 1〜3万円程度 | ○ | △ プランによる | 遺骨を手元に置いたり、納骨したりできる |
| 出張火葬 (移動火葬車) | 2〜4万円前後 | ○ | ○ 多くはできる | 家の近くまで来てもらえ、骨拾いまで家族でできる |
費用は体重とプランで変わり、上の金額はおおよその目安です。体重別の相場はペット火葬の費用はいくら?にまとめています。自治体の料金や遺骨の扱いは市区町村ごとに違うので、お住まいの自治体のホームページで確かめてください。
愛するペットを失ったことを悲しむのは決して特別なことではありません。友人などに聞いてもらったり、お別れのセレモニーを行うなど、悲しみを十分に吐き出すように
出典:環境省「高齢ペットとシルバー世代」
どんな見送り方を選んでも、それが正解です。費用だけでなく、「最後にちゃんとお別れを言いたい」「骨を拾ってあげたい」といった家族の気持ちを大切にして選んでください。家族の中で気持ちが分かれるときは、一番悲しんでいる人の気持ちを優先してあげると、あとで後悔しにくくなります。
業者に頼むときに確かめたい3つのこと
ペットの火葬業者は、人の葬儀ほど決まりが整っていません。多くの業者は誠実に対応していますが、提示した金額と違う額を後から求められたという例も報じられています(FRaU「ペットの火葬・納骨」)。電話やLINEで相談するときに、次の3つを聞いておくと安心です。
1 体重を伝えたうえでの総額
ペットの火葬料金は、ほとんどの業者が体重で決めています。体重とペットの種類を伝え、出張費・時間外の料金・骨壺などを含めた総額を先に聞きましょう。総額をはっきり言わない業者とは、その場で契約しなくてかまいません。
2 遺骨をどう返してもらえるか
返骨のあるプランか、骨拾いを家族でできるか、骨壺は料金に含まれるかを確かめます。返骨しない場合は、どこに埋葬・供養されるのかも聞いておきましょう。
3 火葬する場所と、近所への配慮
移動火葬車で家まで来てもらう場合は、車を止める場所と、実際に火葬する場所を確かめます。煙やにおいの対策、車の外観(業者名が大きく書かれていないか)も、近所の目が気になる人には大事な点です。自治体によっては、移動火葬車に届け出を求めているところもあります。
家で、家族だけで見送りたいときは
家の近くまで来てもらい、家族だけで見送りたいときは、出張火葬が向いています。たとえばペット火葬ハピネスは、返骨のない合同火葬7,700円〜から、家族で骨拾いまでできる個別火葬プレミアム16,500円〜、家でお別れの式をする自宅セレモニー葬29,700円〜までのプランがあります(税込、体重で変わる)。火葬車は社名やロゴのない外観で、女性スタッフも在籍しています。
プランの違いと選び方、申し込みから返骨までの流れは、ペットを自宅で見送る出張火葬はいくら?にまとめています。

対応していない県もあるため、お住まいの地域で頼めるかどうかは、最初の問い合わせで確かめてください。以下は公式サイトの広告です。
落ち着いてから済ませる手続き
手続きは、見送りが済んでからで間に合います。
- 犬の死亡届:亡くなってから30日以内に、お住まいの市区町村に届け出ます。鑑札と狂犬病の注射済票は、自治体の案内に従って返します。
- マイクロチップの登録:マイクロチップの情報を登録している犬・猫は、「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイトで死亡の届出をします。手数料はかかりません。自治体によっては、これで犬の死亡届を兼ねられます。
- ペット保険:入っている場合は、保険会社に連絡して解約や手続きを確かめます。
自分を責めてしまうときは
「もっと早く気づいていれば」「あのとき、ああしていれば」。見送ったあとに、そう自分を責めてしまう人は少なくありません。それだけ大切に思っていたということです。
悲しみは、無理に早く終わらせなくてかまいません。思い出を家族や友人と話したり、手紙を書いたりする時間が、少しずつ気持ちを整えてくれます。写真や遺骨を形にして残す方法は、ペットのメモリアルグッズの選び方にまとめています。
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参照情報
確認日:2026年10月15日(日本時間)。料金は税込です。料金・対応地域・条件は変わることがあるため、申し込み前に公式サイトや各自治体で確認してください。
