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冬の部屋干しはデシカント式? 1回の電気代は約28円と約17円|シャープ CV-U60とCV-U71で比べる

曇った冬の日、窓際の物干しにシャツやタオルが掛かり、床に白い衣類乾燥除湿機が置かれた部屋の写真風のイメージ(AI生成)
キービジュアルはAIで生成したイメージです。実際の商品ではありません。

2kgの洗濯物を室温20℃で乾かすと、デシカント式のシャープ CV-U60は約99分、コンプレッサー式のCV-U71は約167分です。1回の電気代は約28円と約17円。冬を想定した室温10℃の乾燥時間を公表しているのはCV-U60だけで、約109分です。

どちらもシャープの2026年モデルで、同じプラズマクラスター7000を積んでいます。違うのは湿気を取るしくみです。この記事では、メーカー公式の仕様で2機種を比べ、冬の部屋干しにどちらが向くかを整理します。ブラックフライデーのセールで買う前に、方式だけ決めておきましょう。

項目CV-U60(デシカント式)CV-U71(コンプレッサー式)違い
乾燥時間 20℃・70%(2kg)約99分約167分CV-U60が約68分速い
乾燥時間 10℃・70%(2kg)約109分公表なし10℃はCV-U60だけ公表
乾燥1回の電気代 20℃約28円約17円CV-U71が約11円安い
消費電力(50/60Hz)510/570W205/210WCV-U60が約2.5倍
除湿能力(50/60Hz)5.4/5.6L/日6.3/7.1L/日条件が違うため単純比較できない
使用できる室温1〜38℃4〜38℃CV-U60は1℃から
排水タンク約1.5L、連続排水なし約2.5L、連続排水ありCV-U71が大きい
大きさ(幅×奥行×高さ)30×30×32.3cm30.3×20.3×52.4cmCV-U60は低く、CV-U71は薄い
重さ約6.7kg約9.6kgCV-U60が約2.9kg軽い
運転音速乾51dB、音控えめ38dB衣類乾燥 強40dB、弱36dBCV-U71が静か
価格(税込)楽天市場30,135円/COCORO STORE42,800円楽天市場36,368円/COCORO STORE45,800円(在庫なし)楽天市場ではCV-U71が6,233円高い

乾燥時間と電気代は60Hz・室温20℃または10℃・湿度70%・6畳相当の部屋での目安です(JEMA-HD090:2017の試験)。除湿能力は、CV-U60が室温20℃、CV-U71が室温27℃での数字で、条件が違います。価格は楽天市場とシャープ公式通販 COCORO STORE の2026年10月10日時点の表示です。

乾く時間と電気代

CV-U60(デシカント式)CV-U71(コンプレッサー式)
室温20℃
CV-U60
約99分
室温20℃
CV-U71
約167分
室温10℃
CV-U60
約109分
室温10℃
CV-U71
公表なし

2kgの洗濯物、湿度70%、60Hz、6畳相当の部屋。シャープ公式の仕様表による。

1回の電気代は、シャープの公表値で、CV-U60が室温20℃で約28円・10℃で約32円、CV-U71が20℃で約17円です。1時間あたりでは、CV-U60が約16円(50Hz)・約18円(60Hz)、CV-U71が約6.4円・約6.5円です。どれも電力料金の目安単価31円/kWhで計算されています。

週5回、室温20℃で乾かすと、1回の差は約11円なので、4週で約220円の差です(11円×5回×4週)。速く乾くぶんの差額と考えると、大きな額ではありません。

冬に差が出る理由

左は冷たいコイルで空気中の水分を結露させてタンクにためるコンプレッサー式、右は回転する乾燥剤の円盤とヒーターで水分を取り出すデシカント式のしくみのイラスト(AI生成)
左がコンプレッサー式、右がデシカント式のしくみ(AI生成のイメージ)

気温が高い梅雨時や夏季にパワフルに除湿するコンプレッサー方式と、室温に左右されにくく、気温の低い冬季でも安定した除湿能力を発揮するデシカント方式

出典:シャープ「プラズマクラスター衣類乾燥除湿機「HYBRID365」<CV-UH160>を発売」(2026年3月4日)

コンプレッサー式は、空気を冷やして水分を結露させます。部屋が寒いと空気と冷却器の温度差が小さくなるため、冬は得意ではありません。デシカント式は乾燥剤で水分を吸い、ヒーターで取り出すので、室温の影響を受けにくい代わりに電気を多く使います。CV-U71の使用できる室温が4℃から、CV-U60が1℃からなのも、この違いです。

もう一つの違いは部屋の温度です。シャープは、除湿機は運転中に熱を出すので室温が上がると案内しています。消費電力が大きいCV-U60のほうが出す熱も多く、冬はありがたい一方、夏に閉め切った部屋で使うと暑く感じます。

置き方とタンク

CV-U60は高さ32.3cmで、物干しの真下に置いて下から風を当てる形です。6.7kgと軽く、部屋を移すのも楽です。ただしタンクは約1.5Lで連続排水ができないので、梅雨にずっと除湿するなら水捨ての回数が増えます。CV-U71は奥行20.3cmと薄く、タンク約2.5Lに加えて、市販のホース(内径15mm)で連続排水もできます。

両方の方式を一台にした「ハイブリッド式」のCV-UH160もあります。2kgが室温20℃で約54分、10℃で約70分と速い一方、約16.2kgと重く、COCORO STOREでは84,800円(在庫なし)です。

それぞれ、どんな人におすすめ?

以下は楽天と Amazon の広告です。Amazon は2025年モデル(仕様は2026年モデルと同じ)です。価格・在庫は購入先と時期で異なるため、注文時に各店で確認してください。

冬に暖房のない部屋で干すなら、デシカント式

CV-U60・室温10℃で約109分・1回約32円

こんなときに選ぶ

  • 冬に、北向きの部屋や脱衣所など寒い場所で干す
  • 物干しの下に置いて、短い時間で乾かしたい
  • 軽くて部屋を移しやすいほうがいい

10℃でも20℃と10分しか変わらない約109分で乾きます。電気代は1回約32円と高めですが、部屋が少し暖まるのは冬には利点です。楽天市場の表示価格は30,135円で、CV-U71より安く買えます(2026年10月10日確認)。

梅雨から夏が中心で、電気代を抑えたいなら、コンプレッサー式

CV-U71・室温20℃で約167分・1回約17円

こんなときに選ぶ

  • 部屋干しは梅雨と夏が多く、冬は暖房した部屋で干す
  • 夜のうちに乾けばよく、時間より電気代を優先したい
  • 連続排水で、クローゼットや部屋の除湿にも使いたい

消費電力は205/210Wで、1時間約6.5円です。乾くまで約167分かかりますが、寝ている間や外出中に回すなら気になりにくい長さです。COCORO STOREでは在庫なしなので、購入先の在庫を確認してください。楽天市場の表示価格は36,368円です(2026年10月10日確認)。

参照情報

確認日:2026年10月10日。

出典:シャープ「プラズマクラスター衣類乾燥除湿機 CV-U60 仕様」