2026年のハロウィンは土曜日。いちばん人気は「家で過ごす」|データで見る最近のハロウィンと、子どもとお菓子を配るときの気配り

夜の食卓に、灯りのともったジャック・オー・ランタン、かぼちゃのスープ、おばけとかぼちゃの形のクッキー、キャンドル、包み紙のお菓子と落ち葉が並ぶイラスト(AI生成)
イラストはAIで生成したものです。

2026年のハロウィン(10月31日)は土曜日です。仕事や学校を気にしなくてよい分、例年より楽しみやすい日取りです。ただ、調査の数字を並べると、ハロウィンは「仮装して街で騒ぐ日」から、家で少し特別なものを食べる日に変わってきています。10年分の推移から、今年の楽しみ方、子どもとお菓子を配るときの気配りまでをまとめます。

10/31(土)2026年のハロウィン土曜なら楽しむ気持ちが高まる人60.5%
15.7%ハロウィンの行事に参加する予定の人2025年。2016年は22.8%
23.3%いちばん楽しみなのは「家で過ごしたい」最も楽しみな過ごし方の1位
左に飾りの電球と旗が下がる夜の街、石畳の道をたどった右に、窓辺でジャック・オー・ランタンと鍋が温かい光に照らされた家の窓があるイラスト
街でにぎやかに過ごす日から、家で楽しむ日へ(イラスト)。

10年で見るハロウィン:ピークは2016〜2018年

ホットペッパーグルメ外食総研は、首都圏・関西圏・東海圏に住む20〜69歳に、毎年「ハロウィンに関連した飲食・パーティー・イベントに参加する予定があるか」を聞いています。その10年分を並べると、流れがよく分かります。

2016年
22.8%
2017年
22.5%
2018年
22.6%
2019年
21.2%
2020年
15.2%
2021年
11.2%
2022年
14.0%
2023年
16.7%
2024年
16.1%
2025年
15.7%
ハロウィンの行事に参加する予定の人の割合(3圏域、毎年9月ごろ調査)。出典:ホットペッパーグルメ外食総研(2025年10月15日)

2016〜2018年は5人に1人以上が参加する予定でした。コロナ禍の2021年には11.2%まで下がり、2023年に16.7%まで戻ったものの、その後は2年続けて減って2025年は15.7%です。ピークのころの約3分の2で、コロナ前の水準には戻っていません。

年代別では、参加予定がいちばん高いのは20代で、男性32.3%、女性20.5%です。50・60代は男女とも約10〜13%でした。また、「誰と過ごしたいか」という質問では、半分以上(56.0%)が「ハロウィーンを意識して過ごすつもりはない」と答えています。

楽しみ方の1位は「家で過ごす」

家で過ごしたい
23.3%
ハロウィーンスイーツを食べたい
12.6%
外食を楽しみたい
8.7%
飲酒を楽しみたい
6.3%
子どもにお菓子をあげたい・配りたい
5.6%
ハロウィンで最も楽しみにしている過ごし方(上位5つ、2025年)。出典:ホットペッパーグルメ外食総研(2025年10月15日)

上位に並ぶのは、家で過ごす、スイーツを食べるといった「家」と「食」の楽しみ方です。仮装や街への外出は上位に入っていません。過ごし方の希望(複数回答)でも「かぼちゃ料理を食べたい」が6.7%あり、20・30代の女性では「ハロウィーンに合った料理やお菓子を作りたい」という声が多くなっています。

秋の木々が見える窓辺の台所で、かぼちゃのスープの鍋、おばけとかぼちゃの形のクッキーが並んだ天板、抜き型、切ったかぼちゃとジャック・オー・ランタンが置かれたイラスト
仮装よりも「作って食べる」楽しみ方が増えています(イラスト)。

子育て世代は「子どもと一緒に」

誰と過ごしたいかは、全体では「友人・知人」8.9%、「夫婦二人で」7.2%、「家族・親族(小学生以上18歳以下の子連れ)」6.6%の順でした。ただ、40代の女性に限ると「小学生以上の子連れ」が17.4%で、どの相手よりも多くなっています。大人だけでは特に何もしなくても、子どもがいる家庭では「子どもと楽しむ行事」として続いているようです。

2026年分の小さな調査(SES Plus、SNSで228人、2026年9月)でも、過ごし方の1位は「お菓子やハロウィン限定商品を買う」48.2%、2位は「自宅で料理やスイーツを楽しむ」37.3%、一緒に過ごす相手の1位は「子どもを含む家族」32.5%でした。仮装やハロウィンメイクをする人は11.4%です。回答者が少なく全国の縮図ではありませんが、傾向は同じです。

お金は「かけない人」と「かける人」に分かれる

調査内容
インテージ(全国15〜79歳5,000人、2025年)市場規模は1,673億円で前年の93%。一方で平均予算は7,192円と前年の1.1倍
SES Plus(228人、2026年)予算0円が25.0%、3,000円未満が合わせて53.9%。1万円以上は11.0%

インテージの調査では、予定がある人は減ったのに、平均予算は上がりました。費用が「増える」理由と「減る」理由のどちらもトップは物価高で、やらない人・お金をかけない人と、やるならしっかり楽しむ人に分かれている様子がうかがえます。

お金をかけずに家で楽しむアイデア

調査で人気の「家」と「食」を、いつもの支出を少しずらすだけで取り入れる方法です。

  • いつものおやつをハロウィンの包装のものに:この時期は限定パッケージのお菓子が多く並びます。買う量を増やさず、選ぶものを変えるだけです。
  • 土曜の夕食をかぼちゃ料理に:かぼちゃのスープやグラタンなら、子どもも飾りつけを手伝えます。
  • 仮装は手持ちの服と小物で:黒い服に猫耳のカチューシャ、白い布でおばけなど。子どもがすぐに脱げて、前がよく見えるものにします。
  • 写真を撮って祖父母に送る:離れて暮らす家族とも楽しめます。

「子どものためのお祭り」なら賛成という声

外食総研の調査では、ハロウィンに否定的な理由のほうが多い「否定優位派」が52.8%で、「肯定優位派」の38.3%を上回りました。ただ、否定的な理由の1位は「自分には関係がないように思う」30.8%で、嫌っているというより「自分ごとではない」という人が多いようです。

肯定的な理由(上位3つ)否定的な理由(上位3つ)
本来の意味と違っても日本風に楽しめば良い(15.8%)自分には関係がないように思う(30.8%)
子どものためのお祭りとして良い(14.3%)何かと理由をつけて騒ぐのは良くない(21.0%)
経済効果がある(13.7%)本来の意味や趣旨を理解すべきだ(13.9%)

30・40代の女性では「子どものためのお祭りとして良い」を選ぶ人が他の年代より多く、50・60代では「自分には関係がない」が多くなっています。年代が上がるほど否定的な理由を選ぶ人が増える傾向です。

渋谷は通年で路上飲酒が禁止

「ハロウィン=渋谷」というイメージも変わりました。渋谷区は条例を改正し、2024年10月1日から、渋谷駅周辺の路上や公園などでの飲酒を毎日午後6時から翌朝5時まで禁止しています。ハロウィンの期間だけではなく通年のルールで、禁止の範囲も広げられました。渋谷へ出かけるなら、区のサイトで対象の範囲を確かめておきましょう。

子どもとお菓子を配る・もらうときの気配り

夕暮れの和風の玄関先に、包み紙のお菓子を盛った器と、裏の表示を向けたお菓子の袋に虫メガネが立てかけられ、横にジャック・オー・ランタンが置かれたイラスト
お菓子の原材料は、配る側ももらう側も確かめられるように(イラスト)。

近所の家を回るトリック・オア・トリートや、友だち同士でのお菓子の交換では、食物アレルギーへの気配りがいちばん大切です。

  • 原材料の表示を確かめられるお菓子を配る:加工食品には、卵・乳・小麦・くるみなどの特定原材料の表示が義務づけられています。大袋の個包装のお菓子は、表示が外袋にしかないことがあるので、配るときに外袋の写真を撮っておくと、聞かれたときに答えられます。
  • 手作りのお菓子は、よく知った相手だけに:表示がないので、相手の家族が判断できません。
  • もらったお菓子は、家で表示を見てから食べる:アレルギーのある子は、その場で開けない約束にしておくと安心です。
  • 地域のイベントや町内会の参加家庭だけを回る:知らない家を訪ねるより、参加を受け付けている家を回るほうが、お互いに気を遣わずに済みます。土曜の夕方は暗くなるのが早いので、大人が付き添いましょう。

まとめ:2026年のハロウィンの楽しみ方

  • 行事に参加する人は15.7%で、ピークの2016〜2018年の約3分の2。何もしない人のほうが多数派です。
  • 楽しむ人の中心は「家で過ごす」「スイーツやかぼちゃ料理を食べる」。土曜の今年は、家族で夕食を楽しむのにちょうどよい日取りです。
  • お金は「かけない人」と「かける人」に分かれます。いつもの買い物を少しずらすだけでも十分楽しめます。
  • お菓子を配るなら、原材料の表示を確かめられるものを。渋谷に出かけるなら、路上飲酒の禁止に気をつけましょう。

仮装した子どもの写真をその場で配るならチェキの選び方、窓におばけを映して家で楽しむならハロウィンの窓プロジェクターもご覧ください。

出典

出典:ホットペッパーグルメ外食総研「2025年『ハロウィーン』への参加意向・賛否の理由等を調査」(2025年10月15日)、AdverTimes「ハロウィン市場、前年比93%の1673億円」(インテージ調べ、2025年10月29日)、ファーストイノベーション「【ハロウィン2026】土曜開催で6割が楽しむ意欲アップ!」(PR TIMES)、渋谷区「渋谷駅周辺地域の安全で安心な環境の確保に関する条例の一部改正について(令和6年10月施行)」、消費者庁「食品表示ガイド 早わかり」(令和7年4月版)。確認日は2026年10月12日です。イラストはAIで生成したものです。

出典:ホットペッパーグルメ外食総研「2025年『ハロウィーン』への参加意向・賛否の理由等を調査」