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犬・猫の遺伝子検査の結果の見方|クリア・キャリア・アフェクテッドの意味と受けるタイミング

キービジュアルはAIで生成したイメージです。実際の商品ではありません。
犬や猫の遺伝子検査を受けると、病気ごとに「クリア」「キャリア」「アフェクテッド」のどれかが示されます。結果に「アフェクテッド」とあっても、すぐに病気になるという意味ではありません。
この記事では、3つの判定の意味と、結果を受け取ったあとにすること、検査を受けるタイミングを、犬と猫に共通する形でまとめます。
クリア・キャリア・アフェクテッドの意味
遺伝子は父親と母親から1つずつ受け継ぎます。病気の原因になる遺伝子をいくつ持っているかで、判定が決まります。
| 判定 | 原因の遺伝子 | 本人の発症 | 子への影響 |
|---|---|---|---|
| クリア | 持たない | その遺伝子が原因では発症しない | 伝えない |
| キャリア | 1つ持つ | ふつうは発症しない(例外あり。下を参照) | 半分の確率で伝わる |
| アフェクテッド | 2つ持つ | 発症する可能性がある | 必ず1つ伝わる |
表は、原因の遺伝子が2つそろうと発症する病気(劣性遺伝)の場合です。犬の進行性網膜萎縮症や変性性脊髄症など、多くの項目がこの形です。
一方、猫の多発性嚢胞腎(PKD)のように、原因の遺伝子を1つ持つだけで発症しうる病気もあります。同じ「1つ持つ」でも意味が大きく変わるので、結果の説明は病気ごとに確かめてください。
アフェクテッドでも必ず発症するとは限らない
アフェクテッドは必ず発症するとは限りません。アフェクテッドの発症する時期は個体差があり、一生発症しないで過ごす個体もいます。
出典:Pontely「よくある質問」(2026年10月9日確認)
たとえば犬の変性性脊髄症は高齢になってから現れる病気で、アフェクテッドでも寿命まで症状が出ないことがあります。アフェクテッドは「発症を前提に身構える」というより、「その病気のサインに早く気づけるようにしておく」ための情報だと考えると使いやすくなります。
結果を受け取ったあとにすること
- クリア: その病気の心配は減ります。ただし、検査していない病気や、遺伝子以外が原因の病気は別です。いつもの健康診断は続けます。
- キャリア: 繁殖しないなら、劣性遺伝の病気ではふだんの暮らしは変わりません。繁殖を考えるなら、相手も同じ病気のキャリアやアフェクテッドでないかを確かめます。
- アフェクテッド: 結果をかかりつけの獣医師に見せ、健康診断で早めに確かめること(目の検査、腎臓や心臓の超音波検査など)や、日常で気をつけるサインを相談します。

検査を受けるタイミング
遺伝子は一生変わらないため、検査は1回で足ります。年齢に関係なく受けられますが、次のような場面で役立ちます。
- 子犬・子猫を迎えたとき: 早く知るほど、健康診断の内容や暮らし方に生かせる期間が長くなります。
- 繁殖を考えているとき: 親が両方キャリアだと、子がアフェクテッドになる可能性があります。繁殖の前に必ず調べます。
- 気になる症状が出てきたとき: 獣医師が診断をつけるための手がかりの1つになります。受ける前に獣医師に相談してください。

費用の目安
飼い主が自宅で検体を採って申し込める検査は、1項目5,000円前後からあります。たとえばPontely(ポンテリー)は、犬種・猫種を入力すると獣医師と決めた項目が選ばれ、犬と猫で料金は同じです。
| プラン | 調べる項目 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| Starter Plan | 必須の1項目 | 5,500円 |
| Suggest Plan | 2項目(一部の犬種・猫種) | 10,780円 |
| Health Plan | 3項目 | 15,400円 |
| 追加検査 | 1項目ごと | 5,500円 |
結果はキット到着から約2週間で会員ページに出て、紙の検査結果証も郵送されます。獣医師にはスマートフォンの画面か結果証を見せれば伝わります。申込みページは犬と猫で分かれています。
犬の遺伝子検査
猫の遺伝子検査
犬種・猫種ごとの検査項目は犬の記事と猫の記事、ほかのサービスとの比較はPontely・VEQTA・Orivetの比較にまとめています。
参照情報
確認日:2026年10月9日(日本時間)。この記事は一般的な説明です。個別の結果の解釈は、検査会社の説明と獣医師の判断に従ってください。
