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猫の遺伝子検査は猫種で選ぶ|PKD・肥大型心筋症・PK欠損症とPontelyのプラン

ペット
タオルにくるんだスコティッシュ・フォールドの頬の内側を、綿棒でこすって検体を採る飼い主の写真風のイメージ

キービジュアルはAIで生成したイメージです。実際の商品ではありません。

猫は体調が悪くても隠しがちです。遺伝子検査を受けると、猫種に多い遺伝性の病気について、その子が原因の遺伝子を持っているかを知ることができます。

猫の場合、調べる病気の数が猫種によって1項目から3項目まで大きく変わります。この記事では、人気猫種ごとの検査項目と、Pontely(ポンテリー)のどのプランになるかを整理します。

猫の遺伝子検査でよく調べる病気

  • 多発性嚢胞腎(PKD): 腎臓に液体の入った袋(嚢胞)ができ、年をとるにつれて腎臓の働きが落ちる病気。ペルシャやその血を引く猫種でよく知られています。
  • 肥大型心筋症(HCM): 心臓の筋肉が厚くなり、血液を送り出す力が落ちる病気。メイン・クーンとラグドールでは、原因の遺伝子の変化が別々に見つかっているため、検査も「メインクーン型」「ラグドール型」に分かれます。
  • ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK欠損症): 赤血球が壊れやすくなり、貧血を起こす病気。多くの猫種で必須の項目になっています。
  • 遺伝性骨軟骨異形成症: 骨や軟骨のでき方に異常が起き、関節の痛みなどにつながる病気。スコティッシュ・フォールドとマンチカンで調べます。

人気猫種の検査項目とプラン

猫種選べるプランStarterの1項目上のプランで加わる項目
スコティッシュ・フォールドHealth / StarterPKD遺伝性骨軟骨異形成症、PK欠損症
マンチカンHealth / StarterPKDPK欠損症、遺伝性骨軟骨異形成症
メイン・クーンHealth / StarterHCM(メインクーン型)PK欠損症、PKD
ノルウェージャン・フォレスト・キャットHealth / StarterPK欠損症PKD、HCM(メインクーン型)
ベンガルHealth / StarterPK欠損症PKD、HCM(メインクーン型)
ペルシャHealth / StarterPKDオリゴ糖蓄積症、進行性網膜萎縮症
シャムHealth / StarterPK欠損症ムコ多糖症、進行性網膜萎縮症
ラグドールSuggest / StarterHCM(ラグドール型)PKD
アメリカン・ショートヘアStarterのみPKD―
ブリティッシュ・ショートヘアStarterのみPKD―
ロシアンブルーStarterのみPK欠損症―

Pontelyの「プランについて(猫)」のページから抜き出しました(2026年10月9日確認)。公式には40を超える猫種が載っています。Health Plan・Suggest Planは、発症の報告がある病気がそろっている猫種にだけ用意されています。

アメリカン・ショートヘアやブリティッシュ・ショートヘアのように「Starterのみ」の猫種は、5,500円の1項目でその猫種のおすすめはすべてです。一方、スコティッシュ・フォールドやマンチカン、メイン・クーンなどは3項目のHealth Planまで選べます。

スコティッシュ・フォールド、マンチカン、アメリカン・ショートヘア、ラグドール、メイン・クーンが横一列に並んで座っている写真風のイメージ
同じ猫でも、猫種によって調べる病気は1項目から3項目まで違う(AI生成のイメージ)

Pontelyの猫向けプランの料金

プラン調べる項目料金(税込)1項目あたり
Health Planおすすめの3項目15,400円約5,133円
Suggest Planおすすめの2項目10,780円5,390円
Starter Plan必須の1項目5,500円5,500円
追加検査1項目ごと5,500円5,500円

料金は犬と同じです。あとから項目を追加するときは、最初に送った検体を使うので、原則としてもう一度採る必要はありません。Pontelyによると、遺伝子の解析はアニコム先進医療研究所に委託しています。

申込みの流れと猫の検体の採り方

  1. パソコンかスマートフォンから申し込み、猫種を入力する。
  2. 2営業日以内に検査キットが届く(銀行振込・コンビニ決済は入金確認後)。
  3. 頬の内側を綿棒でこすって粘膜を採り、返信用封筒で送る。
  4. キット到着から約2週間で、会員ページに結果が出る。検査結果証も郵送される。

針や採血は要らず、動物病院に連れていく必要もありません。口を触られるのを嫌がる猫は、タオルで体を包むと落ち着きやすく、二人で行うと安全です。

ミックス猫や、一覧にない猫種も、相談すれば検査できます。ただし結果は「クリア・キャリア・アフェクテッド」の判定までで、発症の可能性は書かれません。

結果は獣医師と共有する

PKDやHCMは、超音波検査などで状態を確かめられる病気です。結果で気になる項目があれば、かかりつけの獣医師に見せて、健康診断で何を調べるかを相談しましょう。会員ページの結果はスマートフォンでそのまま見せられます。

キャリア・アフェクテッドの意味は病気によって違います。詳しくはペットの遺伝子検査の結果の見方にまとめています。

動物病院で、飼い主がスマートフォンの検査結果を獣医師に見せ、診察台に猫が座っている写真風のイメージ
結果はスマートフォンで獣医師に見せ、健康診断の相談に使う(AI生成のイメージ)

こんな人に向いています

  • スコティッシュ・フォールドやマンチカンなど、調べる項目が多い猫種を飼っている人。
  • 子猫を迎えたばかりで、健康診断で何に気をつけるかを知っておきたい人。
  • 猫を動物病院に連れていくのが大変で、自宅で検体を採りたい人。

犬の検査は犬の遺伝子検査の記事、ほかの検査サービスとの違いはPontely・VEQTA・Orivetの比較にまとめています。

参照情報

確認日:2026年10月9日(日本時間)。料金は税込です。プランや検査項目は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで確認してください。

出典:Pontely「自宅で簡単!猫の遺伝子検査サービス」