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犬の遺伝子検査でわかる病気と費用|犬種ごとの検査項目とPontelyのプラン

キービジュアルはAIで生成したイメージです。実際の商品ではありません。
犬は体の不調を言葉で伝えられません。遺伝子検査を受けると、その子が遺伝子が原因で起こる病気をどのくらい発症しやすいかがわかります。費用は1項目5,500円からで、自宅で口の中の粘膜を採って郵送するだけです。
この記事では、遺伝子検査でわかること・わからないこと、人気犬種ごとに調べる病気、Pontely(ポンテリー)のプランと申込みの流れを整理します。
遺伝子検査でわかること・わからないこと
- わかる: 特定の遺伝子の変化が原因で起こる病気(遺伝性疾患)について、原因の遺伝子を持っているかどうか。
- わからない: 食事や年齢、環境が大きく関わる病気(多くの腫瘍や関節の病気など)のなりやすさ。いまの健康状態。
遺伝子検査は病気の診断ではありません。結果で「発症しやすい」とわかっても、必ず発症するとは限らず、発症する時期にも個体差があります(Pontelyのよくある質問より)。結果は、早めに気づくための目安として使い、気になることは獣医師に相談します。
遺伝子は一生変わらないので、検査は1回で足ります。子犬のうちに受けても、成犬になってから受けても結果は同じです。
犬種ごとに調べる病気
どの遺伝性疾患が起こりやすいかは犬種で違います。Pontelyでは、犬種ごとに獣医師と相談して決めた項目を検査します。人気犬種の項目は次のとおりです。
| 犬種 | Starter Plan(1項目) | Health Planで加わる2項目 |
|---|---|---|
| トイ・プードル | 進行性網膜萎縮症(PRA-PRCD) | フォンウィルブランド病タイプI、変性性脊髄症 |
| チワワ | 進行性網膜萎縮症(PRA-PRCD) | 変性性脊髄症、神経セロイドリポフスチン症(MFSD8) |
| ミニチュア・ダックスフンド | 進行性網膜萎縮症(PRA-RPGRIP1) | ムコ多糖症、神経セロイドリポフスチン症(PPT1) |
| 柴 | GM1ガングリオシドーシス | 進行性網膜萎縮症(PRA-PRCD)、変性性脊髄症 |
| ポメラニアン | 高尿酸尿症 | 進行性網膜萎縮症(PRA-PRCD)、変性性脊髄症 |
| ミニチュア・シュナウザー | 第7因子欠乏症 | 高尿酸尿症、先天性筋強直症 |
| ヨークシャー・テリア | 進行性網膜萎縮症(PRA-PRCD) | フォンウィルブランド病タイプI、変性性脊髄症 |
| フレンチ・ブルドッグ | 変性性脊髄症 | 高尿酸尿症、進行性網膜萎縮症(PRA-RPGRIP1) |
| シー・ズー | 原発性緑内障 | プレカリクレイン欠乏症、変性性脊髄症 |
| マルチーズ | グリコーゲン蓄積症 | 高尿酸尿症、変性性脊髄症 |
| ウェルシュ・コーギー | 変性性脊髄症 | 運動誘発性虚脱、フォンウィルブランド病タイプI |
| ゴールデン・レトリーバー | 進行性網膜萎縮症(PRA-PRCD) | 神経セロイドリポフスチン症(CLN5)、変性性脊髄症 |
| ラブラドール・レトリーバー | 進行性網膜萎縮症(PRA-PRCD) | 運動誘発性虚脱、変性性脊髄症 |
| ボーダー・コリー | コリー・アイ | 神経セロイドリポフスチン症(CLN5)、変性性脊髄症 |
Pontelyの「プランについて」のページから抜き出しました(2026年10月9日確認)。ウェルシュ・コーギーはカーディガン、ペンブロークとも同じ項目です。ここにない犬種も、公式ページで犬種を選ぶと項目を確認できます。
よく出てくる病気
- 進行性網膜萎縮症(PRA): 目の網膜が少しずつ働かなくなる病気。暗いところで見えにくくなることから始まります。原因の遺伝子が複数あり、犬種で調べる型(PRCD・RPGRIP1)が違います。
- 変性性脊髄症(DM): 高齢になってから、後ろ足のふらつきなどで始まる脊髄の病気。ゆっくり進みます。
- フォンウィルブランド病: 血が止まりにくくなる病気。手術や抜歯の前に知っておくと役立ちます。
- 高尿酸尿症: 尿に尿酸が多く出て、尿路の結石につながることがある体質。

Pontelyのプランと料金
| プラン | 調べる項目 | 料金(税込) | 1項目あたり |
|---|---|---|---|
| Starter Plan | 犬種ごとに必須の1項目 | 5,500円 | 5,500円 |
| Suggest Plan | おすすめの2項目(Health Planがない一部の犬種) | 10,780円 | 5,390円 |
| Health Plan | おすすめの3項目 | 15,400円 | 約5,133円 |
| 追加検査 | 1項目ごと | 5,500円 | 5,500円 |
迷ったら、表の3項目をまとめて調べるHealth Planが1項目あたりで最も安くなります。まず必須の1項目だけ調べ、あとから追加することもできます。追加検査は最初に送った検体を使うので、原則として採り直しは要りません(検体の状態によっては採り直しを頼まれることがあり、その場合も料金は同じです)。
Pontelyによると、遺伝子の解析はアニコム先進医療研究所に委託しています。支払いはクレジットカード、LINE Pay、Amazon Pay、コンビニ決済、銀行振込、代金引換(手数料550円)から選べます。
申込みから結果までの流れ
- パソコンかスマートフォンから申し込み、犬種を入力する。
- 2営業日以内に検査キットが届く(銀行振込・コンビニ決済は入金確認後)。
- 頬の内側を綿棒でこすって粘膜を採り、返信用封筒で送る。
- キット到着から約2週間で、会員ページに結果が出る。検査結果証も郵送される。

結果は、原因の遺伝子を持たない「クリア」、1つ持つ「キャリア」、2つ持つ「アフェクテッド」の3段階で示されます。それぞれの意味と、結果を受け取ったあとにすることはペットの遺伝子検査の結果の見方にまとめています。
申し込む前に確認したいこと
- ミックス犬: 検査はできますが、項目は相談して決めます。対象外の犬種のため、結果は3段階の判定だけで、発症の可能性は書かれません。
- キャンセル: 入金前なら無料です。入金後、検体を検査機関に送る前なら5,500円を差し引いて返金され、送ったあとは返金されません。
- 採取: 綿棒で頬の内側をこするだけで、針は使いません。動物病院に連れていく必要もありません。
こんな人に向いています
- 子犬を迎えたばかりで、犬種でかかりやすい病気を早めに知っておきたい人。
- 調べる項目を自分で選ぶのが難しく、犬種に合わせて決めてほしい人。
- 結果をスマートフォンで見たり、家族と共有したりしたい人。
猫の検査は猫の遺伝子検査の記事、ほかの検査サービスとの違いはPontely・VEQTA・Orivetの比較にまとめています。
参照情報
確認日:2026年10月9日(日本時間)。料金は税込です。プランや検査項目は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで確認してください。
