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シャープ KI-WX75とダイキン MCK707Aを比較|ペットのいる家で選ぶ加湿空気清浄機

冬のペットのいる部屋では、抜け毛やにおいに加えて乾燥も気になります。加湿と空気清浄を1台でこなす国産の加湿空気清浄機から、2026年9月に発売された同じクラスの2機種、シャープ KI-WX75 と ダイキン MCK707A を比べます。
どちらも「ペットモード」のような専用の運転はありませんが、シャープはペット対応の電源コードや使い捨てのプレフィルター、ダイキンは別売のペット臭用フィルターや上から給水できる構造など、ペットのいる家で効いてくる違いがあります。メーカーの公表値と、前モデルの購入者の声をもとに整理しました。
2機種の違いを表で比べる
| 項目 | シャープ KI-WX75 | ダイキン MCK707A | 違い |
|---|---|---|---|
| 価格の目安(価格.comの最安値) | 約85,800円 | 約75,680円 | ダイキンが約1万円安い |
| 適用床面積(新基準) | ~22畳 | ~21畳 | ほぼ同じ |
| 8畳を清浄する時間 | 9分 | 9分 | 同じ |
| 最大加湿量 | 900mL/h | 700mL/h | シャープが約3割多い |
| タンク容量 | 約3.2L | 約3.4L | ほぼ同じ(ダイキンが0.2L多い) |
| 最小運転音(加湿空気清浄) | 21dB | 18dB | ダイキンが3dB静か |
| 最大運転音(加湿空気清浄) | 48dB(強) | 54dB(ターボ) | 強運転はシャープが6dB静か |
| 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 39.5×26.5×65.0cm | 31.5×31.5×76.0cm | シャープは奥行きが浅く、ダイキンは正方形で背が高い |
| 重さ | 約12kg | 約12.5kg(水なし) | ほぼ同じ |
| フィルターの交換目安 | 集じん・脱臭とも約10年 | 集じん・加湿とも約10年 | どちらも約10年 |
| キャスター | ストッパー付きを標準装備 | 別売(KKS080B41) | シャープは標準、ダイキンは別売 |
仕様は各メーカーの公式サイトの仕様表で確認しました。価格は2026年10月7日に価格.comで確認した最安値です。適用床面積は2026年から使われている新しい基準(JEM1467:2026)の値で、前モデルの「34畳」「31畳」より小さく見えますが、能力が落ちたわけではありません。シャープの新旧モデルの違いは、シャープ KI-WX75とKI-UX75の比較記事で詳しくまとめています。
1 ペットのいる家で効いてくる違い

| ペット向けの点 | シャープ KI-WX75 | ダイキン MCK707A | 違い |
|---|---|---|---|
| 電源コード | 苦味成分を配合した「ペット対応電源コード」 | 一般的なコード(L字プラグ) | コードをかじる子にはシャープ |
| 抜け毛 | 背面パネルに貼る使い捨てプレフィルターが3枚付属。汚れたらはがして交換 | 抜け毛向けの専用部品の記載なし | シャープは貼り替えるだけで手入れが楽 |
| ペットのにおい | ダブル脱臭フィルター。プラズマクラスターで、付着したペットの皮膚特有の菌の作用を抑える(メーカー試験) | ストリーマで脱臭フィルターのにおいを分解。別売のペット臭用脱臭フィルター(交換目安約3か月)を足せる | ダイキンは別売フィルターで強化できる |
| 給水 | タンク式(約3.2L) | タンクを外さず上から給水もできる | ダイキンは上から注ぎ足せる |
| 移動 | ストッパー付きキャスターで動かしやすい | キャスターは別売 | シャープは掃除のときに動かしやすい |
- コードをかじる子がいるならシャープ:苦味成分で、かじるいたずらを抑えるコードです。ただし噛み切れないことを保証するものではないので、配線カバーなどと組み合わせましょう。
- 抜け毛が多いならシャープの使い捨てプレフィルターが便利:毛が絡んだら、はがして貼り替えるだけです。替えは別売(FZ-PF80F1、6枚入りでシャープ公式通販1,210円)です。
- トイレのにおいを重点的に消したいならダイキンの別売フィルター:ペット臭用のフィルター(BAFP102A43)を本体に足せます。約3か月ごとの交換が必要で、そのぶん費用がかかります。
2 加湿力と給水の手間
次のグラフは、1時間あたりの最大加湿量です。バーが長いほど、たくさん加湿できます。
加湿の力はシャープが約3割上です。一方で、たくさん加湿するぶん水も早く減ります。次のグラフは、最大の加湿量で運転したときに満タンの水が何時間もつかの計算値です。バーが長いほど給水の回数が少なくて済みます。
タンク容量を最大加湿量で割った値です。実際には湿度に合わせて加湿量が自動で下がるので、これより長くもちます。前モデルの購入者からも、シャープは「1日3〜4回の給水が必要」という声がありました。ダイキンは本体の上から水を注ぎ足せるので、ペットの世話の合間でも給水しやすい作りです。
3 静かさと電気代
次のグラフは、いちばん静かな運転のときの音です。バーが短いほど静かで、差が見えるよう10dBを起点に描いています。
どちらも20dB前後で、寝ているペットのそばでも気になりにくい静かさです。いちばん強い運転では、シャープが48dB、ダイキンが54dBで、強運転はダイキンの方が大きな音になります。
次のグラフは、静かな運転のまま加湿空気清浄を1か月(24時間×30日)つけっぱなしにしたときの電気代です。バーが短いほど安くなります。
メーカーが公表する1時間あたりの電気代(シャープ約0.23円、ダイキン約0.31円)に720時間をかけた値です。どちらも電気料金の目安単価31円/kWhで計算されています。ペットのいる家では一日中つけておくことが多いので、月50円ほどの差が積み重なります。強い運転では、どちらも1時間あたり2円前後です。
購入者・使用者の声(前モデル)
2機種とも発売から間もないため、性能がほぼ同じ前モデル(シャープ KI-UX75、ダイキン MCK706A)の価格.comのレビューから、よく見られる声をまとめました。
| 機種 | 良かったという声 | 気になったという声 |
|---|---|---|
| シャープ KI-UX75(価格.com満足度4.06) | 清浄力と脱臭力は申し分ない。ペット(モルモット)のにおいも消えているようで、加湿で空気が快適。部屋が暗くなると自動で静かになる | タンクが小さく1日3〜4回の給水が必要。アプリが使いにくい。強い運転では音が大きい |
| ダイキン MCK706A(価格.com満足度3.01) | ペットが近づくだけで空気清浄が働く。「しずか」なら枕元でも気にならない。タンクを外さず上から給水できて便利 | 操作パネルの文字が小さく、ボタンがわかりにくい。水切れの通知音が繰り返し鳴る(設定で切れる)。タンクの着脱がしにくい。送風ファンにほこりがたまり掃除が大変 |
ダイキンの満足度が低めなのは、操作パネルや給水タンクの使い勝手、故障対応への不満が評価を下げているためで、清浄力や脱臭力の評価は高めでした。
どちらにも共通する注意点
- どちらも気化式なので、吹き出す風は室温より少し冷たくなります。ペットの寝床に風が直接当たらない向きに置きましょう。
- タンクの水は毎日入れ替え、水道水を使います。井戸水や浄水器の水は雑菌が増えやすくなります。
- 空気清浄機でペットのにおいをすべて消せるわけではありません。両社とも「常時発生し続けるペット臭はすべて除去できるわけではない」としています。トイレ掃除や換気と組み合わせましょう。
- フィルターは約10年もちますが、プレフィルターや加湿まわりのこまめな掃除は必要です。抜け毛が多い家ほど、掃除の回数が増えます。
それぞれ、どんな人におすすめ?
| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| コードをかじる子がいる | シャープ KI-WX75 | 苦味成分入りのペット対応電源コード |
| 抜け毛の掃除を楽にしたい | シャープ KI-WX75 | 使い捨てプレフィルターを貼り替えるだけ |
| 乾燥が気になる広めの部屋 | シャープ KI-WX75 | 最大加湿量900mL/h |
| 給水の手間を減らしたい | ダイキン MCK707A | 上から給水でき、満タンの水が長くもつ |
| トイレのにおいを重点的に消したい | ダイキン MCK707A | 別売のペット臭用フィルターを足せる |
| 価格を抑えたい | ダイキン MCK707A | 最安値で約1万円安い |
以下は楽天の広告です。価格は購入先や時期によって変わります。
シャープ KI-WX75
ダイキン MCK707A
出典
実機でのレビューではなく、メーカーの公表情報と、前モデルの購入者の声に基づく比較です。2026年10月7日に確認しました。
出典:シャープ「KI-WX75 仕様・寸法」、シャープ「KI-WX75 使いやすさ・環境」、シャープ「KI-WX75 プラズマクラスター」、シャープ公式通販「FZ-PF80F1」、ダイキン「空気清浄機 仕様一覧・比較」、ダイキン「MCK707A 加湿」、ダイキン「MCK707A 特化型脱臭フィルター」、価格.com「KI-WX75」、価格.com「KI-UX75 レビュー・評価」、価格.com「MCK706A レビュー・評価」。
