この記事にはプロモーションを含みます

ITパスポートの合格率は48.6%、基本情報は約38%|社会人は学生より受かりやすい?IPAの統計で比べる

仕事・IT
夜の机に開いた参考書とノート、蛍光ペン、ノートパソコン、デスクライトがある写真風のイメージ(AI生成)
キービジュアルはAIで生成したイメージです。

ITの国家試験の入口になるのが、ITパスポート試験(iパス)と基本情報技術者試験です。どれくらいの人が受かっているのかを、試験を実施するIPA(情報処理推進機構)の統計で確かめます。

48.6%ITパスポートの合格率2025年度
38.3%基本情報技術者の合格率2025年度(recoca 計算)
30.7万人ITパスポートの応募者2年連続で30万人超

2つの試験の合格率

なお、令和7年度の合格者数は132,012人で、合格率は48.6%でした。

出典:IPA「令和7年度のiパスの応募者数」(2026年10月11日確認)

ITパスポートは受験した人のおよそ2人に1人が合格しています。基本情報技術者は約10ポイント低く、およそ5人に2人です。

試験と期間応募者受験者合格者合格率
ITパスポート(2025年度)307,266人271,352人132,012人48.6%
ITパスポート(2026年度4〜8月)104,908人92,634人45,700人49.3%
基本情報技術者(2025年度)172,217人147,186人56,370人約38.3%
基本情報技術者(2026年度4〜8月)65,302人55,282人21,654人約39.2%

基本情報技術者の年度の合格率は、IPAの統計の受験者数と合格者数から recoca が計算した値です。同じ計算で、令和5年度は約47.1%、令和6年度は約40.8%で、ここ数年は下がっています。

社会人のほうが合格率は高い

低い階段を登りきって旗を持つ人と、高く急な階段を登っている途中の人を並べたイラスト
ITパスポートは入口、基本情報はその上の試験です(イラスト)。
ITパスポートの受験者2025年度の合格率2026年度4〜8月違い
社会人50.9%52.7%学生より約10〜14ポイント高い
 IT系企業48.9%――
 非IT系企業51.4%―IT系企業より高い
学生41.0%38.8%―
 大学院68.1%―最も高い
 大学48.0%――
 高校24.9%――
 専門学校23.8%――

意外なのは、IT系ではない会社で働く人の合格率が51.4%と、IT系企業(48.9%)より高いことです。IPAによると、社会人の応募者も非IT系企業の人が大きく上回っています。ITパスポートはITの専門家向けではなく、経営や法律も含めた社会人の基礎知識を問う試験で、仕事の経験が役立ちます。

試験の受け方と勉強時間

  • いつでも受けられる:どちらもテストセンターでパソコンを使って解くCBT方式で、春・秋のような決まった試験日はありません。
  • 勉強時間の公式の目安はない:IPAの試験ページやFAQには、勉強時間や学習期間の目安は書かれていません。「○時間で合格」という数字は、参考書やスクールの独自の目安です。
  • 参考書は最新版を:出題範囲(シラバス)は改訂されるので、受験する年度に合った版を選びましょう。

以下は楽天と Amazon の広告です。どちらも TAC 出版の2026年度版です。

みんなが欲しかった! ITパスポートの教科書&問題集 2026年度版

みんなが欲しかった! 基本情報技術者の教科書&問題集 2026年度版

IT職の年収はIT職の年収ランキング2026でまとめています。

出典

出典:IPA「令和7年度のiパスの応募者数」、IPA「iパス 試験結果(令和8年8月度)」、IPA「基本情報技術者試験 統計情報」、IPA「統計資料(令和8年8月分)」、IPA「ITパスポート試験」。基本情報技術者の年度の合格率は recoca の計算値です。確認日は2026年10月11日です。

出典:IPA「令和7年度のiパスの応募者数」