テレワークしている人は16.8%、4年ぶりに増加|首都圏28.1%・地方9.8%、情報通信業は74.1%|国交省の調査で見る

仕事・IT
朝の住宅街が見える窓辺の机にノートパソコンが置かれている写真風のイメージ(AI生成)
キービジュアルはAIで生成したイメージです。

出社回帰が話題になるなかで、テレワークしている人は実際にどれくらいいるのでしょうか。国土交通省のテレワーク人口実態調査(令和7年度)で確かめます。

16.8%直近1年にテレワークした人(全国)1.2ポイント増
28.1%同(首都圏)地方都市圏は9.8%
74.1%テレワークしたことがある人(情報通信業)業種で最も高い

減り続けていた割合が増加に

コロナ禍後は、雇用型テレワーカーの割合、直近1年間のテレワーク実施率ともに減少が継続していましたが、令和7年度調査において増加に転じ安定基調で推移していることが確認されました。

出典:国土交通省「令和7年度テレワーク人口実態調査結果」(2026年10月11日確認)

調査には2つの数字があります。会社などに雇われている人のうち、これまでにテレワークしたことがある人は25.2%、直近1年間にテレワークした人は16.8%です。今もテレワークしている人に近いのは後者で、およそ6人に1人です。

地域で大きな差

左に高いビルが並ぶ都市とパソコンに向かう人がいる窓、右に家がまばらな田舎の風景を描いたイラスト
首都圏と地方では、テレワークしている人の割合が大きく違います(イラスト)。
地域テレワークしたことがある人直近1年にテレワークした人全国との違い(直近1年)
全国25.2%16.8%―
首都圏37.7%28.1%11.3ポイント高い
近畿圏25.0%15.6%1.2ポイント低い
中京圏22.8%14.3%2.5ポイント低い
地方都市圏17.2%9.8%7.0ポイント低い

首都圏は東京・埼玉・千葉・神奈川、近畿圏は京都・大阪・兵庫・奈良、中京圏は愛知・岐阜・三重、地方都市圏はそれ以外の道県です。首都圏では約3.5人に1人が直近1年にテレワークしていますが、地方都市圏では10人に1人にも届きません。地域別の数字は、国交省の資料のグラフから読み取った値です。

業種では情報通信業が突出

業種テレワークしたことがある人全国との違い
情報通信業74.1%48.9ポイント高い
学術研究・専門・技術サービス業54.0%28.8ポイント高い
医療・福祉6.4%18.8ポイント低い
宿泊業・飲食業6.0%19.2ポイント低い

ITの仕事では4人に3人がテレワークを経験しています。一方、医療や飲食のように現場で働く仕事では、ほとんど広がっていません。職種別の割合は、今回の資料には載っていません。

制度があれば6割も使っている

勤め先にテレワークの制度などがある人は34.1%で、そのうち64.8%がテレワークしたことがあります。制度がある会社なら、実際に使う人は少なくありません。家で働く環境を整えるなら、電動昇降デスクや在宅勤務の椅子、外付けモニターの選び方もご覧ください。

出典

出典:国土交通省「令和7年度テレワーク人口実態調査」報道発表、同 調査結果の概要、同 別添1。調査は2025年10月のWEB調査(4万人)です。確認日は2026年10月11日です。

出典:国土交通省「令和7年度テレワーク人口実態調査」